Before
After
- 施工内容
- 屋根重ね葺き工事
ディーズルーフィング ローマン モスブラウン
- お客様名
- A様 邸
平型化粧スレート(コロニアルベスト)の上にジンガリウム鋼板の屋根材を重ね葺きしました。
築20年、ノンアスベストの屋根材のご自宅になります。
4年前に屋根の塗装を施工したとのことでしたが、屋根材の脱落や割れがおきてしまい、危険を感じているという状況でした。
スレートの屋根材を固定している釘の頭がすでに見えてしまっているため、雨漏れの危険性もありました。
様々な種類の屋根材をご提案させていただき、ご検討していただきました。
その中から、長期的に美観を保持でき、耐久性のある屋根材にしたいというお客様の思いから、ディーズルーフィングのローマンを施工させていただきました。
洋風瓦調の外観は曲線のデザインが非常に美しく、人気のデザインとなっております。
外壁の色に合わせ、モスブラウンの色で施工させていただきました。
ディーズルーフィングの商品はメーカー保証30年と非常に長い保証年数を誇る安心の屋根材になります。
工事工程
-
１.施工前 ドローンを使い空撮しながら調査をしました。所々割れているのが見受けられます。
-
２.脱落してしまった屋根材の箇所です。屋根材を打ち留めている釘の頭が見えてしまっているため雨漏れがおきてしまう可能性が高い箇所です。
-
３.屋根材の苔や汚れを高圧洗浄で落とします。この時に、屋根材が割れないように細心の注意を払います。
-
４.既存の棟板金や劣化した貫板を解体、撤去します。木製の貫板が腐食しているのが見受けられます。
-
５.改質アスファルトルーフィングを貼ります。田島ルーフィングのニューライナールーフィングは温度変化にも強い防水シートなので、耐久性が長く、非常に優れた防水シートになります。
-
６.改修用軒先唐草、改修用ケラバ板金を取り付けます。
-
７.改修用軒先唐草の先頭に樹脂製の面戸を設置します。
-
８.下屋根の屋根と外壁の取り合い箇所も丁寧に施工します。
-
９.寄棟屋根用の棟部材専用下地材を取り付けます。
-
１０.ジンガリウム鋼板の屋根材を施工していきます。棟部材の下地には樹脂製の下地材、トリム下地、樹脂製の面戸を内部に使用し、雨水侵入を防ぎます。
-
１１.棟部材は屋根材と同質の丸トリムを使用します。デザイン性に優れたローマンならではの仕上がりとなります。
-
１２.外壁との取り合い部分の雨押えは、心材に木材は使わず、樹脂製の心材を使用します。
-
１３.外壁との取り合いの雨押え部材は、屋根材本体と同じ材質の部材を使用します。
-
１４.屋根材と外壁の取り合い部分にはしっかりとシーリング処理をします。
-
１５.屋根の清掃、最終点検をしたら施工完了です。
