コーキングとは?シリコンコーキングの種類と色をご紹介します!
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家は常に外部の環境から保護する必要があり、その重要な役割を果たしているのがコーキング材です。
特に、シリコンコーキングはその中でも一際重要な存在です。
今回は、コーキングとは何か、シリコンコーキングについて、そしてコーキング方法を紹介します。
目次
□コーキングとは?
コーキングまたはシーリングの主な役割は、建物の防水性や気密性を高めることです。
家の隙間を埋め、雨水の浸入を防ぐ上で重要な役割を果たします。
主に屋根や外壁のメンテナンスに用いられ、美観だけでなく機能性の向上にも寄与します。
屋根や外壁、サッシの隙間などのさまざまな場所でもコーキングは使われます。
そして、コーキング材は、建物の耐久性の向上や、外部からの衝撃を和らげるクッション材としての機能も備えています。
建物の微細な動きに対応し、ひび割れなどのダメージを最小限に抑えられるのです。
中でも、シリコンコーキングは、耐候性や耐水性が高いことが特徴です。
また、建物の外観にも大きく影響するのがコーキングの色です。
時間の経過と共に変色しやすいコーキングですが、適切な色の選択によって、外壁の美しさを長持ちさせられます。
そのため、色が劣化しにくい材質を選ぶことで、建物のメンテナンス周期を延ばせます。
□シリコンコーキングの種類や色をご紹介!
シリコンコーキングは、その優れた性能から多くの方に選ばれています。
ここでは、シリコンコーキングの種類や色について解説します。
*シリコンコーキングの種類
シリコンコーキングは、シリコン樹脂が原料で、汎用性のあるコーキング材です。
シリコンコーキングはその用途別に種類が分けられています。
1:室内用
防カビ性や耐湿性に優れ、バスルームやキッチンなどの湿度が高い場所に適しています。
2:屋外用
耐候性と高い接着力を持ち、屋外での使用に適しています。
3:瓦用
作業性が良く、接着後は弾力性があります。
瓦の接着や防水、ズレ止めに使用されます。
*シリコンコーキングの色
シリコンコーキングは塗料が付着しない代わりに、色の種類が豊富なことが特徴です。
主な色としては、以下の通りです。
・クリアー
・ホワイト
・グレー
・シルバー
・アイボリー
・ブラウン
・アンバー
・ブラック
たくさんの色があるため、メーカー発行の色見本で確認してみるのも良いでしょう。
□コーキングの方法とは?
コーキングの施工方法にはいくつかの選択肢があります。
*先打ちと後打ちの違い
1:先打ち
塗装前にコーキングを施工する方法です。
塗装でコーキング材を覆うことで、外壁と同色に仕上がるため、違和感のない仕上がりになります。
先打ちのメリットは、塗装によってコーキングを保護し、紫外線からの劣化を防げることです。
コーキング材の耐候性向上に寄与しますが、建物の動きにより塗膜が割れやすくなるデメリットがあります。
ひび割れを起こすと、中のコーキングの色が見えてしまいます。
2:後打ち
塗装後にコーキングを施工する方法です。
後打ちでは、塗膜のひび割れを防ぎ、コーキングの状態が目立たないようにできます。
コーキング材が直接外気に触れるため、選択する材料の耐候性がより重要になります。
塗膜の割れを防げますが、コーキング材自体の劣化は早まる可能性があります。
□まとめ
今回は、コーキングとは何か、シリコンコーキングについて、そしてコーキング方法を紹介しました。
コーキングは、家の防水性や気密性を向上させるだけでなく、美観にも大きく貢献する材料です。
中でも、シリコンコーキングは色の種類が豊富で、耐水性や耐候性に優れているという特徴があります。
町田市周辺で屋根修理や外壁塗装をお考えの方は、ぜひ桜ルーフまでお気軽にお問い合わせください。