外壁塗装におけるローラー選びの重要性!凹凸の底にも塗料を届かせるために
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外壁塗装で効率的で美しい仕上がりに欠かせないのが、ローラー塗装です。
ローラー塗装は、吹き付け塗装に比べて塗料の飛散が少なく効率的な方法となっています。
しかし、ローラーの種類や使い方を間違えると、仕上がりが不揃いになったり、塗料の無駄使いにつながったりする可能性あります。
この記事では、外壁塗装におけるローラー塗装のメリットとデメリット、凹凸のある外壁に最適なローラーの選び方、そして毛丈の重要性について解説していきます。
目次
ローラー塗装のメリット・デメリット
ローラー塗装は、外壁塗装において多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。
それぞれのメリットとデメリットを理解することで、ローラー塗装があなたの外壁塗装に適しているのか、判断できます。
ローラー塗装のメリット
ローラー塗装のメリットは、大きく4つ挙げられます。
1:塗料の飛散が少ない
吹き付け塗装に比べて、塗料の飛散が少なく、周囲を汚しにくいのが大きなメリットです。
そのため、ご近所への配慮が必要な場合でも、安心して塗装作業できます。
2:厚塗りが楽
基本的には塗装作業は複数回に分けて行われます。
そのため、均一に何度も厚塗りできることは大きなメリットと言えます。
3:塗料の無駄が少ない
塗料の飛散が少ないため、吹き付け塗装に比べて塗料の無駄が少なく、経済的です。
4:静音性が高い
吹き付け塗装のように大きな機械音が発生しないため、静かな環境での作業が可能です。
騒音に敏感な方や、近隣への配慮が必要な場合でも、安心して塗装作業を進められます。
ローラー塗装のデメリット
一方で、ローラー塗装には主に3つのデメリットがあります。
1:細かな部分の塗装が難しい
ローラーは、角や凹凸のある部分など、細かな部分の塗装には不向きです。
そのため、これらの部分は刷毛を使って手作業で塗装する必要があります。
2:職人の技術が影響しやすい
ローラー塗装は、吹き付け塗装に比べて、職人の技術や経験が仕上がりに大きく影響します。
そのため、熟練した職人に依頼することが重要です。
3:乾燥時間が長い
ローラー塗装は、吹き付け塗装に比べて乾燥時間が長くなります。
そのため、天候に左右されやすく、作業計画を立てる際には注意が必要です。
凹凸に適したローラー
外壁は、素材や構造によって様々な凹凸があります。
平滑な壁面であれば、どのローラーでも問題ありませんが、凹凸のある壁面には、適切なローラーを選ぶことが重要です。
凹凸に適したローラーを選ぶことで、塗料のムラを防ぎ、美しい仕上がりに近づきます。
1:羊毛ローラー
外壁塗装で最もよく使われるローラーです。
羊毛のように柔らかく、繊維が密なので、塗料の含みが良く、均一な塗膜を作れます。
また、凹凸のある壁面にも対応しやすく、模様を潰すことなく塗装できます。
2:特殊なローラー
その他にも、多孔質ローラーやパターンローラーなど、様々な特殊なローラーがあります。
それぞれの用途に合わせて開発されており、より高度な塗装を実現できます。
ローラー選びでは毛丈も重要
ローラーの毛丈は、塗料の含み量や仕上がりに大きく影響します。
適切な毛丈のローラーを選ぶことで、塗料のムラを防ぎ、美しい仕上がりを実現できます。
1:毛丈と塗料の関係
毛丈が長いローラーは、塗料の含み量が多くなり、一度に広範囲を塗装できます。
しかし、毛丈が長すぎると、塗膜が厚くなりすぎて、仕上がりがザラザラになる可能性があります。
一方、毛丈が短いローラーは、塗料の含み量が少なく、細かい部分の塗装に適しています。
しかし、毛丈が短すぎると、塗料のムラが発生しやすくなります。
2: 塗料の種類と毛丈
水性塗料は、溶剤塗料に比べて粘度が低いため、毛丈の短いローラーでも均一な塗膜を作れます。
一方、溶剤塗料は、粘度が高いため、毛丈の長いローラーを使用する必要があります。
3:外壁の素材と毛丈
外壁の素材によっても、適切な毛丈が異なります。
例えば、モルタル壁は凹凸が大きいため、毛丈の長いローラーを使用する必要があります。
一方、サイディング壁は平滑なため、毛丈の短いローラーでも問題ありません。
まとめ
外壁塗装のローラー塗装は、効率的で美しい仕上がりを実現できる方法ですが、適切なローラーを選んで、正しい方法で使用する必要があります。
この記事では、ローラー塗装のメリット・デメリット、凹凸に適したローラー、毛丈の重要性について解説しました。
当社は専門職人による自社施工であるため、外壁塗装を高いコストパフォーマンスで提案いたします。
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