外壁の帯板とは?役割とメンテナンス方法について解説
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外壁の帯板は、外観に影響を与える重要な部分です。
ただし、帯板は他の外壁材と比べると、劣化が早く進行しやすい場所でもあります。
そこで今回は、帯板の機能、劣化の原因、そして適切なメンテナンス方法について説明していきます。
目次
外壁の帯板とは?
外壁の帯板とは、外壁の上部と下部の境目に取り付けられた板のことを指します。
「帯板」「幕板」などと呼ばれることもあり、家の外観にアクセントを付ける役割を持っています。
帯板は、一般的に横向きに設置されますが、縦向きに設置される場合もあり、デザインは自由です。
1:帯板の機能
帯板は、家の外観を引き締め、デザイン性を向上させる重要な役割を果たしています。
例えば、帯板の色や材質を変更することで、外観の印象を大きく変えることが可能です。
また、帯板の形状や配置を工夫することで、家全体に立体感を演出することもできます。
2:帯板を設置する理由
帯板が設置される主な理由は、以下の3つです。
・デザイン性の向上
帯板は、家の外観にアクセントを付けることで、デザイン性を高める効果があります。
・外壁の保護
帯板は、外壁を雨や風から守る役割も担っています。
・構造上の補強
帯板は、外壁の強度を高める役割も持っています。
3:帯板のメンテナンスの必要性
帯板は、常に外気にさらされているため、他の外壁材と比べて劣化が進行しやすい場所です。
そのため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
適切なメンテナンスを実施することで、帯板の寿命を延ばし、美しい外観を維持することが可能です。
外壁の帯板が劣化する原因
帯板の劣化は、主に以下の2つの原因によって引き起こされます。
1:水分による劣化
帯板は、構造上水分がたまりやすい場所です。
雨水が帯板と外壁の間に溜まると、帯板が湿気を帯びて腐食しやすくなります。
また、水分が蒸発する際に発生する熱が塗膜を剥がす原因となることもあります。
2:塗装の劣化
帯板の塗装は、他の外壁部分と同様、紫外線や雨風によって徐々に劣化していきます。
塗装が剥がれると、帯板が雨水や紫外線に直接さらされ、劣化のスピードが速まります。
外壁の帯板のメンテナンス方法
帯板のメンテナンスは、劣化の状態に応じて適切な方法を選択しましょう。
軽度の劣化であれば、ケレン作業と塗装で対応できます。
ひび割れや欠損などの症状がある場合は、コーキング処理が必要となります。
帯板が大きく損傷している場合は、交換が必要です。
1:ケレン作業と塗装
帯板の塗装が剥がれている場合は、ケレン作業と塗装で対応できます。
ケレン作業とは、古い塗膜や汚れを取り除く作業のことです。
ケレン作業を行うことで、新しい塗料の密着性が高まり、塗装の耐久性を向上できます。
2:コーキング処理
帯板にひび割れや欠損がある場合は、コーキング処理が必要となります。
コーキング処理とは、シーリング材で隙間を埋める作業のことです。
コーキング処理を行うことで、雨水の侵入を防ぎ、帯板の劣化を抑えられます。
3: 帯板の交換
帯板が大きく損傷している場合は、交換が必要です。
帯板の交換の際は、対応している会社に依頼するようにしましょう。
帯板の交換費用は、使用する材質やサイズによって異なります。
まとめ
外壁の帯板は、家の外観にアクセントを与え、立体感を出すためのパーツです。
帯板を美しく保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
軽度の劣化であれば、ケレン作業と塗装で対応できますが、ひび割れや欠損などの症状がある場合はコーキング処理、帯板が大きく損傷している場合は交換が必要です。
当社では外壁塗装に加えて、帯板の交換も承っております。
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