シャッター塗装は難しい!塗装のメリットと手順を解説
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外壁と同様、シャッターも経年劣化するため、定期的なメンテナンスが必要です。
しかし、シャッター塗装は難易度が高いためDIYで塗装することはおすすめできません。
今回はシャッター塗装が難しい理由、塗装のメリットと手順について解説します。
目次
シャッター塗装は難しい
シャッター塗装は、一見簡単そうに見えますが、実は専門的な知識と技術が必要な作業です。
1:シャッターは塗装が剥げやすい
シャッターは、風雨にさらされるだけでなく、開閉によって大きな負荷がかかるため、塗装が剥がれやすい構造です。
プロが塗装したほうが長持ちしますが、やはり剥がれやすいという事実があります。
2:アルミのシャッターはさらに塗装が難しい
シャッターの素材がアルミの場合、塗装はさらに難しくなります。
アルミは耐久性が高く、軽い素材として多くの製品に使われていますが、同時に塗装が剥がれやすいという性質も持ち合わせています。
アルミ表面の酸化皮膜が塗料の密着を阻害するため、アルミシャッターの塗装は専門店であっても、長持ちさせることが難しいと言われています。
3:可動部に悪影響の恐れ
シャッターの塗装を素人が行うと、可動部に悪影響を及ぼす恐れがあります。
厚塗りしすぎるとシャッターの開閉が困難になる、電動シャッターの場合はモーターが故障する恐れがあります。
シャッター塗装を行う際は、可動部の構造をよく理解し、適切な塗装方法を選ぶことが重要です。
シャッター塗装のメリットと重要性
シャッター塗装は、見た目だけでなく、実用的なメリットも数多くあります。
1:美観性の向上
シャッターは、建物の外観に大きな影響を与える要素の一つです。
色あせや汚れが目立つシャッターは、建物の印象を損なうだけでなく、老朽感を漂わせる原因となります。
定期的な塗装によって、シャッターを新品同様に美しく蘇らせることで、建物の美観を向上できます。
また、好みの色に塗り替えることで、オリジナリティあふれる外観を演出することも可能です。
2:長寿命化
シャッター塗装は、美観を保つだけでなく、シャッター自体の耐久性を高められます。
塗料には、防錆剤や紫外線防止剤などの成分が含まれているものもあり、シャッターの材質の劣化を抑制する役割を果たします。
特に、金属製のシャッターは塗装によって錆や腐食から守れることは、シャッターの耐久性の維持に大きく貢献します。
シャッター塗装の手順
1:準備
シャッター塗装に必要な道具は以下の通りです。
・ 塗料 :シャッターの素材や環境に合わせて適切な種類を選びましょう。
・ 刷毛・ローラー:シャッターの形状に合わせて適切なサイズを選ぶ必要があります。
・ マスキングテープ:塗料がつかない部分を保護するために使用します。
・ 養生シート:床や周囲を汚さないように、養生シートを敷きます。
・ サンドペーパー:下地処理に必要です。
・ ワイヤーブラシ:サビ落としに必要です。
2: 下地処理
下地処理は、シャッター塗装の仕上がりを左右する重要な工程です。
・ 汚れ落とし:シャッター表面の汚れを水洗いなどで落とします。
・ サビ落とし:サビが発生している場合は、ワイヤーブラシなどで丁寧に落とします。
・ ケレン:サンドペーパーで表面を研磨して、塗料の密着性を高めます。
3: 下塗り
下塗りは、シャッターと上塗り材の密着性を高める役割を果たします。
・ サビ止め塗料:サビの発生を防ぐために、サビ止め塗料を塗布します。
・ プライマー:塗料の密着性を高めるために、プライマーを塗布します。
4: 上塗り
上塗りは、シャッターの外観を決定する工程です。
・ 塗料:選んだ塗料を、刷毛やローラーを使って丁寧に塗布します。
・ 乾燥:塗料が完全に乾くまで、十分な時間乾燥させます。
5: 仕上げ
最後に、マスキングテープを剥がして、養生シートを取り外します。
まとめ
シャッター塗装はプロでも難易度が高いため、DIYで塗装することは、開閉への影響やモーターの故障など多くのリスクがあります。
シャッター塗装はプロの外壁塗装専門店に任せることをおすすめします。
当社でも外壁塗装を承っております。
経験豊富な職人による自社施工であるため、難易度の高い塗装も安心してお任せください。
町田市周辺で屋根修理や外壁塗装をお考えの方は、ぜひ桜ルーフまでお気軽にお問い合わせください。