放置すると危険!塗装が剥がれる原因とは?
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住まいが築10年を超えてくると、家のメンテナンスについて意識が高まる頃かと思います。
中には、外壁の塗装剥がれや浮きを見て、不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、外壁塗装の剥がれや浮きの原因を解説します。
あなたの大切な住まいを守るために、ぜひ最後までご覧ください。
目次
外壁塗装が剥がれる原因
外壁塗装の剥がれは、大きく分けて2つの原因が考えられます。
それは、施工不良と経年劣化です。
1:施工不良
施工不良とは、適切な施工が行われていないために起こる塗装剥がれのことです。
具体的には、以下のような原因が挙げられます。
・下塗り不足
外壁塗装では、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りを行うのが一般的です。
下塗りは、外壁材と上塗り塗料の密着性を高める重要な役割を担っています。
しかし、下塗りを省略したり、適切な量を塗らなかったりすると、上塗り塗料が外壁材にしっかりと密着せず、剥がれやすくなってしまいます。
・下地処理不足
塗装を行う前に、外壁に付着した汚れや古い塗膜を適切に処理する必要があります。
高圧洗浄機で汚れを落とす、ケレン作業で錆や古い塗膜を除去する、ひび割れを補修するなど、下地処理を適切に行わなければ、塗装が剥がれてしまう原因となります。
・塗料の乾燥不足
塗料は、乾燥するまでに時間がかかります。
1回目の塗装が完全に乾かないうちに2回目の塗装をしてしまうと、塗料同士が密着せず、剥がれやすくなってしまいます。
塗料の種類や気温、湿度によって乾燥時間は異なりますので、適切な乾燥時間を取ることが重要です。
2:経年劣化
経年劣化は、塗料の耐用年数が過ぎたために起こる塗装剥がれのことです。
どんなに丁寧に施工された塗装でも、時間の経過とともに劣化していくのは避けられません。
塗料の種類によって耐用年数は異なりますが、一般的には5年から15年程度と言われています。
塗装剥がれを放置するとどうなる?
外壁塗装の剥がれを放置すると、様々なリスクが発生します。
放置することで、雨漏りや建物の安全性低下、資産価値の低下など、深刻な問題に繋がることがあります。
1:雨漏り
外壁塗装が剥がれると、外壁材の隙間から雨水が浸入しやすくなります。
雨水が建物の内部に侵入すると、木材の腐食やカビの発生、シロアリの被害など、様々な問題を引き起こします。
雨漏りは、建物の構造自体を傷めるため、放置すると大規模な修繕が必要になる可能性もあります。
2:建物の安全性低下
雨水が建物の内部に侵入すると、構造材の腐食が進み、建物の強度が低下します。
最悪の場合、建物が倒壊する危険性も考えられます。
また、外壁の断熱性能や防音性能も低下するため、住み心地が悪くなる可能性もあります。
3:資産価値の低下
外壁の塗装が剥がれている家は、見た目が悪く、住宅として価値が低くなってしまいます。
特に、将来売却を検討している場合は、外壁の状態は重要な要素の一つです。
外壁の塗装が剥がれている家は、売却価格が低くなる可能性があります。
外壁塗装の剥がれに気づいたらどうすれば良い?
外壁塗装の剥がれに気づいたら、早急に塗装専門店に相談することをおすすめします。
塗装専門店は、塗装剥がれの原因を調査し、適切な修理方法を提案してくれます。
1:塗装専門店への相談
塗装専門店に相談する際は、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。
2:定期的な点検
外壁塗装は、定期的に点検することが大切です。
点検を行うことで、小さな傷や剥がれを早期に発見し、大きな被害に繋がる前に修理することができます。
塗装専門店に依頼して定期的な点検を行うことをおすすめします。
目安としては、1~3年に1回程度点検を行いましょう。
まとめ
外壁塗装の剥がれは、施工不良や経年劣化が原因です。
放置すると、雨漏りや建物の安全性低下、資産価値の低下など、様々なリスクが発生します。
外壁塗装の剥がれに気づいたら、早急に塗装専門店に相談し、適切な対策を講じることが大切です。
定期的な点検を行うことで、小さな傷や剥がれを早期に発見し、大きな被害を防ぐことができます。
町田市周辺で屋根修理や外壁塗装をお考えの方は、ぜひ桜ルーフまでお気軽にお問い合わせください。