町田市で外壁塗装するには?後悔しない色の選び方
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町田市の皆さまこんにちは!
町田市密着の屋根修理・外壁塗装専門店桜ルーフです。
今回は、後悔しない外壁塗装のために、外壁の色選びのコツについて詳しく解説していきます
新築で建てたご自宅も、時間の経過と共に劣化が目立つようになってきますよね。
お隣の家と比べて「うちは色褪せてきたな…」と感じたことはないですか?
このように家に関する悩みを持っている人は意外と多いものです。
しかし、いざリフォームを考えても、どんな色にしたら良いのか、どのように進めていったら良いのか分からない人も多いのではないでしょうか。
せっかくリフォームを行うなら、ある程度の知識を身につけて、後悔がないよう進めていきたいものです。今回は後悔しない外壁塗装のために、外壁の色選びのコツについて詳しく解説していきますので、お悩みの人はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
外壁塗装とは?
外壁塗装とは文字通り、建物の外壁を塗装することを言います。
外壁塗装と聞くと、建物の外観をまるで新築のように美しくしたり、外観の色を変えて楽しむというイメージですが、実は外壁塗装には他にも重要な役割があります。
もちろん美観を保持することも大切ですが、それ以上に大切なことが、建物を「保護」することです。どんな建物でも新築時から時間が経過すると、外壁の劣化や汚れが出てきます。
これは、建物の塗膜が毎日紫外線や雨を浴びていることが原因で、そのまま放置してしまうと、雨漏りや柱を腐らせてしまう恐れもあるのです。そうさせないためには、定期的に外壁塗装を行い、建物を守っていく必要があります。
色選びのポイント
ここからは色選びのポイントをお伝えしていきます。
色と言っても白や黄色といったシンプルな色だけではなく、塗料を調合することで数えきれない程の色を作ることができるのです。それほどの色が存在するとなると、「一体どんな色を選んだらよいの?」と悩んでしまう人も多いでしょう。せっかくの外観の色選び、失敗だけは避けたいですよね。
好きな色を選択するのも大切ですが、より注目するべきは汚れやすさ、色褪せやすさを考慮して選ぶことです。
では、どんな色を選んだら良いのかこれから詳しく解説していきます。
汚れやすさを考慮
外壁の色を選ぶときには、まず汚れやすさを考慮して選んでみましょう。
外壁が汚れてしまう1番の原因は大気汚染です。普段当たり前のように過ごしていますが、実は空気の中には、車の排気ガスや地面から舞った砂などたくさんの汚れが含まれています。それらの汚れが外壁の凸凹部分に溜まり、段々汚れが蓄積されていくのです。
そのため、汚れを防止すること自体は難しいですが、汚れが目立たない色を選ぶことで、メンテナンス頻度を下げることができますね。
白や黒といった色は人気色ではありますが、いずれ汚れが目立つようになってしまうので注意しなければなりません。中間色のグレーやベージュは比較的汚れが目立ちにくい色なので、こちらを選ぶと良いでしょう。
色褪せしにくい色とは?
では、どんな色が色褪せしやすく、どんな色が色褪せしにくいのかお伝えしていきます。
そもそも、なぜ色褪せが起こるのかというと、紫外線が大きく関係しています。皆様の家は毎日大量の紫外線を浴びているため、そのエネルギーによって塗料が劣化していき、色褪せが発生してしまうのです。その中でもベージュやグレーなどの落ち着いた色は、色褪せしにくい上、汚れも目立ちにくいと言われているためおすすめです。
逆に赤や紫などの原色に近い色は、紫外線を吸収しやすく色褪せも目立つため注意しましょう!
室内温度にも影響
黒は熱をたくさん吸収してしまうイメージがないですか?それは外壁も同じことが言えるのです。
白い外壁に比べて黒い外壁の方が熱をより吸収してしまいます。冬場は暖かそうですが、暑さの厳しい夏場には向いてないような気がしますよね。しかし、建物に遮熱塗料などを使用することで、効果的に熱を反射させることができ、室内温度も上がりにくくなります。
そのため、もしも黒い外壁を考えてる人は遮熱塗料を採用するのも一つの手です!それでもやはり室内温度が気になる場合は、黒以外の明度が高い色を選ぶと良いでしょう。
艶感
塗料を選ぶときは、艶のことも忘れてはいけません。
艶とは光沢のことで、選ぶ艶の程度によって印象は随分変わってきます。一般的に、艶あり、7分艶あり、5分艶あり、3分艶あり、艶消しの5種類がありますが、こちらは好みの問題になってきます。
ツヤツヤな光沢のある仕上がりにしたい場合は艶ありを、マットでおしゃれな印象にしたい人は艶消しを選ぶと良いでしょう。しかし、艶ありに比べると艶消しの方がわずかに耐久性が低くなる傾向にあるため、特にこだわりがない場合は、艶ありを選ぶことをおすすめします!
色見本の種類とは?
色見本とは、色を選ぶときに最も必要になってくるアイテムです。色見本を使うことによって、色味をじっくり確認することができ、実際の建物の仕上がりイメージを掴みやすくしてくれます。主に色見本には3つの種類があります。
・色見本帳
・塗り板
・カラーシュミレーション
それぞれ特徴が異なるので、どれを選ぶのかは自身でよく確認をしたり、営業担当に相談をした上で選ぶとよいでしょう。これから1つずつ詳しく解説していきます。
色見本帳
色見本帳には大きく分けて2種類あります。
1つは日本塗料工業会(日塗工)が作成しているものです。こちらの色見本帳にはさまざまな種類の色が掲載されており、色に強いこだわりがある人にはおすすめです。色味を伝えたい時には、日塗工の色に例えて伝えることもよくあります。
もう1つは塗料メーカーが独自に作成している色見本帳です。一般的にA4サイズのものが多いですが、メーカーによってそのサイズはさまざまです。こちらの見本帳は塗料ごとに分かれているので、見たい色が掲載されているのか事前に確認した方が良いでしょう。
塗り板
塗り板とは、実際に使う塗料をブリキや段ボールなどの素材に塗って、イメージを掴みやすくするための色見本です。
ただ色味を見るだけで良ければ、段ボール素材を使うことが多いです。こちらは、塗料メーカーやリフォーム会社が自主的に作っているケースがほとんどなので、営業担当を通じてメーカーに注文をすると良いでしょう。
ただし、無償でもらえる色見本帳と異なり、塗り板は費用が発生するため、色味の最終チェックとして注文することをおすすめします。
カラーシミュレーション
カラーシュミレーションとは、専用のソフトを使用し、パソコン上で複数のカラーパターンをシュミレーションするものです。
外壁や屋根など、実際の外観に色を載せることで、より仕上がりのイメージがつきやすくなります。また、色の組み合わせで悩んでいる場合は、複数のパターンを作り比較することも可能です。
簡易的なものであればネット上でも手軽にできるシュミレーションですが、ディズプレイに表示される色は、実際の塗料とは見え方が異なることがあるので、ある程度のイメージという意味合いで使用すると良いでしょう。
色見本の見方や注意点
色を決めるときに便利な色見本ですが、見方を間違ってしまうと、「想像していた色と違う」という事態に陥ってしまうことがあります。
せっかく行う外壁塗装ですから、想像通りの色に仕上げてもらいたいですよね。ここからは、色見本の見方や注意点について詳しく解説していきます。ポイントをしっかり押さえていけば、それを踏まえて色選びができるため、失敗を防ぐことができますよ。ぜひ最後まで読んで頂き、学んでくださいね。
面積による見え方の差
同じ色であっても面積の大きさによって、色が暗く見えたり明るく見えたりする現象のことを「面積効果」と言います。
これは人の目の錯覚によるものですが、明るい色の場合、面積が大きくなるにつれ一層明るく見え、逆に暗い色の場合、面積が大きくなるにつれ一層暗く見えるのです。
そのため、色を選ぶときは、この面積効果をふまえて選ぶと良いでしょう。明るい色であれば見本よりも一段階暗い色を、暗めの色であれば一段階明るい色を選べば、理想通りの色になります。
屋内・屋外・日差し有無による見え方の差
色見本は、屋内と屋外で色の見え方が全く変わってきます。
これは光源の違いによって起こる現象です。太陽や電球など、光を出す元のことを光源と言いますが、太陽の光に照らされている屋外と、電球光に照らされている屋内では、同じ色でも見え方が全く異なってしまいます。そのため、色見本を見る時は屋内だけでなく、必ず屋外でも確認しましょう。
特に外観は太陽の光に照らされているため、屋外で見た色が実際の色に近くなります。
艶感
艶感の確認をしたい場合は、色見本帳よりも塗り板を使うことがおすすめです。
色見本帳でも艶の状態を確認できますが、実際の塗料で作成した塗り板の方がよりリアルに艶の状態を確認することができ、仕上がりのイメージも掴みやすくなります。そのため、艶感の確認には塗り板を使いましょう。先ほどもお伝えしましたが、塗り板は費用が発生することが多く、その上完成するまでに時間を要します。数日程度で出来上がりますが、余裕を持って注文しましょう。
塗料の機能
塗料は、建物を美しく見せるだけではなく、建物を保護するという重要な役目があります。保護するためには、さまざまな機能を持ち合わせていなければなりませんね。
その中で人気な機能は、耐久性、遮熱、ラジカルの3つです。耐久性や遮熱という言葉は塗料の機能としてよく耳にしますが、ラジカルという言葉は聞いたことがない人もいるのではないでしょうか。
ここから、この3つの機能について具体的に解説していきます。
耐久性
塗料の機能で最も重視されるものは、やはり耐久性ではないでしょうか。
外部からのさまざまな影響に対して、どれだけ長い間抵抗し続けられるかを示したものが耐久性です。そのため、耐久性の高い塗料を使用することで、長い間外壁を保護することができるのです。
アクリルやウレタンに比べ、シリコンやフッ素は耐久性が高く、特にフッ素は耐久年数が15年以上と塗料の中でも特に耐久性に優れています。金額はやや高めではありますが、塗替えを行う頻度が減るため、長期的に考えればコスト削減にも繋がります。
遮熱
遮熱塗料は、屋根や外壁に塗装することで、太陽光の熱を反射させることができます。
それにより、室内の温度の上昇を防ぐことができるため、特に外壁を黒にしたい場合に採用されることが多いようです。一般的に室内温度を2~3℃下げられるため、省エネに繋がりコストを削減できるところが嬉しいポイントですね。遮熱塗料は、一般的な塗料と比較すると割高ではありますが、夏場も室内で快適に過ごしたい人にはおすすめの塗料です。
ラジカル
ラジカル塗料とはあまり聞きなれない言葉ですが、近年各メーカーで開発に力を入れている比較的新しい塗料です。塗装の劣化因子である「ラジカル」を抑制し、塗装が劣化するスピードを押さえることができるため、最近注目を集めています。ラジカル塗料を使うことのメリットは、耐久性が高く、チョーキングも起こりにくいことです。その割にコストパフォーマンスも良いのが人気の理由なのでしょう。
しかし、ラジカル塗料は新しい塗料であるため、実績がなく耐用年数も確かなものでもありません。現時点では正確な精度を証明することは難しいかもしれませんね。
町田市での外壁塗装の注意点とは
町田市は、2009年に景観行政団体となり、翌年から景観計画が始められました。そのため、町田市で外壁塗装を行う場合は、気を付けなければならない点がいくつかあります。
より美しい景観を形成していくためには、私たちもその注意点をしっかり守っていかなければなりませんね。ここから、どんなことに注意したら良いのか解説すると共に、「そもそも景観行政団体って何?」という方向けに団体の役割についても詳しく説明していきます。
景観行政団体
景観行政団体とは、景観法に基づいて、より良い景観を作るため景観対策を行っている自治体のことです。町田市は、2009年8月から景観行政団体になり、その翌年から景観計画が開始され、対策に取り組んできています。
団体の役割は、策定された景観計画に基づき、計画区域内の景観形成に関わる基準を定めて、建物や工作物に対して色彩やデザインの規制や誘導を行っていくことです。では町田市では、どんな規制があるのかを次の項で説明していきます。
街並み・近隣のイメージ
町田市の建物の色彩調査を行った結果、町田市では、温かみがあり、落ち着いた明るい色の建物が多いことがわかりました。また、緑豊かな特性を活かして、緑と調和し、空や草花の色が生える街並みの形成を目指しています。そのイメージを守るために、町田市では、原色などの鮮やかな色を避け、自然の色と馴染むような、温かみや落ち着きのある色を基本としています。より良い街並みを作るためには、地域の特性にあった色が選ばれるよう規制、誘導する必要があるのです。
塗装できない箇所の把握
建物は、どこでも塗装できると思われがちですが、実は塗装できない箇所もあることをご存じですか?
窓枠、ドア、エアコンのダクト部分、門扉などは塗装が難しいとされており、塗装をお願いしたい場合は別料金が発生することがあります。
特に、ドアは塗装ができると思われがちですが、実際は塗装ができず、シールで加工するパターンが多くなります。もしも外壁の色でこだわりがある場合は、予め塗装できない箇所を把握しておいた方が良いですね。
まとめ
今回は、外壁塗装をお考えの人に向けて、後悔しない色の選び方を詳しく解説してきました。
汚れやすさや色褪せやすさを考慮しながら選ぶことが重要なポイントだということが分かりましたね。また色を選ぶときに使用する色見本の種類や注意点についてもお伝えしてきました。
たくさんの色が存在しますが、まずは自身の気に入った色を選ぶことが1番ではないかと思います。その上で、今回お伝えしてきたことも踏まえながら考えていただけると幸いです。
当社「桜ルーフ」は地元企業として町田市近での施工対応をしております。
お客さまのご自宅を自分の家のように考え、お客さまの家や屋根にベストな施工提案ができるように日々取り組んでおります。
当社ではヒアリングや現地調査などを徹底して行いベストな施工提案を行います。そして実際に施工する職人は経験豊富な屋根・外壁塗装の職人です。
また施工後には”工事レポート”を提出させていただき、安心の”アフターサービス”も整えております。
ご自宅のことで気になることがございましたら、ぜひお気軽に「LINE相談」からご連絡をお願いいたします!