外壁塗装の剥離の原因とは?放置せずにすぐに修繕すべき理由
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家の美観を維持するための外壁塗装ですが、時間が経過するとともに劣化は進んでしまいます。
劣化症状の一つである剥離は放置しておくと、さらなる劣化を引き起こし、外壁の下地からの補修が必要となります。
今回は外壁塗装で剥離が起こる原因と剥離を放置するリスク、補修方法について解説します。
目次
□外壁塗装の剥離が起こる原因
外壁塗装の剥離や浮きは、その原因によって適切な対策が異なります。
以下から原因を特定し、適切な対処を求めましょう。
1:施工不良
・乾燥時間が不十分だった
塗装作業において乾燥時間を守らないことは、剥離や浮きの一因となります。
特に、高圧洗浄後や塗装と塗装の間に十分な乾燥時間を確保しなかった場合は、剥離が起きやすくなります。
・汚れ撤去が不十分だった
塗装前の下地処理が不十分な場合、塗料の密着性が低下し剥離を引き起こすことがあります。
具体的には、高圧洗浄で古い塗膜や汚れを落としきれていなかったり、高圧洗浄後に水分や油分が残っていたりする場合が当てはまります。
・塗料の選定や塗装に不備があった
塗料にはたくさんの種類がありますが、種類によっては下地に適していない塗料もあります。
塗料同士の相性が悪いこともあり、上塗りと下塗りの塗料の相性が悪いと上塗りがしっかりと密着しないため、剥離が起きやすくなります。
また、塗料によって規定されている厚みに達していなかったり、使用すべき量を使用していなかったりすることも剥離の原因となります。
2:経年劣化
外壁のひび割れやシーリングの剥離など、経年による物理的な劣化も塗膜剥離の原因となります。
定期的なメンテナンスと、必要に応じた補修を行うことで、経年劣化を遅らせることが必要です。
□外壁塗装の剥離を放置するリスク
剥離をそのままにしておくと、外壁だけではなく家全体の耐久性に影響するため、放置せずにすぐに外壁塗装専門店に依頼しましょう。
放置することで考えられるリスクは以下の通りです。
1:雨漏り
剥離をそのままにすると剥離の範囲が広がり、最終的に雨水が外壁材に浸入してしまいます。
最悪の場合、構造体にまで雨水が浸透し、雨漏りにつながります。
外壁材の張り替えだけではなく、雨漏り周辺のリフォームも必要になるため、放置せずに早めに対処しましょう。
2:建物の安全性の低下
雨漏りが進行すると、建材の腐食、カビやサビの発生につながります。
建材の腐食は建物の傾きや天井が抜け落ちるなどの安全性が低下してしまう恐れがあり、修繕工事が必要となる可能性があります。
また、カビやサビはアレルギーやシックハウス症候群などの健康被害も考えられます。
3:建物の資産価値の低下
見た目の美観だけでなく、建物の機能性が損なわれることで、不動産としての価値も下落します。
剥離の補修のみにお金をかけることに抵抗があるかもしれませんが、将来的な補修費用や価値の維持を考えると、すぐに補修することをおすすめします。
□剥離を発見したらすぐに修繕!
剥離の補修は専門的な技術が必要であるため、DIYによる補修は難しいです。
補修はプロの外壁塗装会社に任せることをおすすめします。
ここでは、補修を依頼する際のポイントについて解説します。
*施工業者の保証を利用する
多くの塗装業者は、施工後に保証を提供しています。
剥離が発生した場合、まずは施工を行った業者に相談しましょう。
施工不良が原因であったり、保証期間内であったりすれば、無料で修繕してもらえる可能性があります。
保証内容や期間は業者によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
*メーカー保証の活用
使用した塗料によっては、メーカー保証が適用される場合があります。
しかし、この保証は製品自体の欠陥に限られることが多く、施工不良による剥離には適用されないことも多いです。
製品に関する保証内容を事前に確認し、適用条件を把握しておきましょう。
□まとめ
今回は外壁塗装の剥離の原因、剥離を放置するリスク、そして剥離を補修するときのポイントについて解説しました。
剥離の原因はさまざまですが、経年劣化だけではなく、施工不良も疑われるため、まずは外壁塗装会社に剥離の状態を報告しましょう。
剥離を放置すると、雨漏り、雨漏りによる建材の腐食、さらには家が倒壊する恐れもあるため、早めの対処が重要です。
当社では、お客様へのヒアリングとともに現地調査を行い、劣化症状を入念に調査し、ヒアリングと調査結果をもとに適切なプランをご提案いたします。
地域の特性や気候も熟知しておりますので、
町田市周辺で屋根修理や外壁塗装をお考えの方は、ぜひ桜ルーフまでお気軽にお問い合わせください。