屋根塗装での塗料の選び方!塗料の機能性にも注目
最終更新日:
屋根塗装は外観の美しさを保護するだけではなく、耐久性の維持や生活の快適性にも貢献します。
屋根塗装の効果を最大限発揮するために重要なのが塗料の選び方です。
今回は屋根塗装での塗料の選び方について、塗料の種類と機能性の面から解説します。
目次
□屋根塗装での塗料の選び方
塗料には色、耐用年数、価格、機能性などあらゆる面を考慮する必要がありますが、優先順位付けが難しいものです。
ここでは、屋根塗装における塗料の選び方のポイントについて解説します。
*塗料の種類を理解する
塗料にはシリコン、フッ素、無機塗料など、さまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。
塗料の特徴については後ほど解説しますが、例えば無機塗料は耐用年数が長く、紫外線に強いという特徴があります。
耐用年数が長いほど高価である傾向ですが、耐用年数と費用の軸だけではなく、ご自宅に住む年数やリフォームの時期などライフプランも考慮して塗料を選びましょう。
*機能性を考慮する
塗料の種類決定後は、追加の機能性についても検討しましょう。
機能性はご自宅周辺の環境やご自宅の特徴について考えることが重要です。
寒さが厳しい地域では断熱性能、直射日光の影響が大きいのであれば遮熱性能、耐候性能などがおすすめです。
*色を選ぶ
屋根の色は家の外観を大きく左右することに加え、機能性にも影響します。
ブラック系、グレー系、ブラウン系は、汚れが目立ちにくい、外壁の色と合わせやすいというメリットがある一方で、熱を吸収しやすいというデメリットがあります。
一方で、ホワイト系は汚れが目立ちやすいですが、遮熱効果が高いです。
□屋根塗装における塗料の種類
1:シリコン系塗料
シリコン系塗料は、耐久性に優れており、耐用年数は8~12年です
価格と性能のバランスが取れているため、数ある塗料の中でも人気がある種類です。
2:フッ素系塗料
フッ素樹塗料は、高い耐久性と色あせに強い特性を持っており、耐用年数は15~20年です。
親水性にも優れており、雨水とともに汚れを自然に落とせるという効果もあります。
他の塗料と比較すると初期費用は高いものの、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れる塗料です。
3:無機塗料
無機塗料は、耐久性や耐熱性が非常に高く、耐用年数は20〜25年です。
鉱物やガラスなどの無機物を含んでいるため、他の有機塗料と比較すると紫外線による経年劣化を抑えられるという特徴があります。
□屋根塗装では機能性も重要
1:遮熱塗料
遮熱塗料は、太陽光の熱を反射し、屋根が熱を吸収するのを防げるのが特徴です。
これにより、夏場の室内温度の上昇を抑え、冷房効率を向上できます。
2:断熱塗料
断熱塗料は、屋根からの熱の伝達を抑え、室内の温度変化を小さくできるのが特徴です。
夏は涼しく、冬は暖かい、一年中快適な室内環境を維持できます。
また、結露の防止にも効果があり、結露によって建材が腐食するという事態も防げます。
3:光触媒塗料
光触媒塗料は、光の力で汚れを分解し、自浄作用を持つ塗料です。
屋根に付着した汚れを雨水とともに洗い流し、常にきれいな状態を保てます。
さらに、空気を浄化する効果もあり、環境にも優しいのが特徴です。
□まとめ
今回は屋根塗装の塗料の選び方のポイントを解説しました。
塗料の種類によって耐用年数や価格が異なるので、ライフプランに合わせて耐用年数と価格のバランスが良い塗料を選ぶことをおすすめします。
また、機能性についてはご自宅の地域の特性を理解し、生活がより快適になるような機能性を選びましょう。
当社では、お客様へのヒアリングを大事にしており、ヒアリングをもとに最適なプランをご提案いたします。
劣化状況、築年数、ライフスタイルやプランなど一歩踏み込んだヒアリングだからこそ、適切なプランのご提案が可能です。
町田市周辺で屋根修理や外壁塗装をお考えの方は、ぜひ桜ルーフまでお気軽にお問い合わせください。