外壁にカビが発生する原因とは?落とし方と予防方法
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外壁は家のイメージを左右するため、常にきれいに保っておきたいものです。
しかし、環境や立地条件によってカビが生えてしまい、美観を損なってしまうことも考えられます。
そこで、今回は外壁にカビが生える原因、カビの落とし方、そしてカビの予防方法を解説します。
目次
外壁にコケやカビが生える原因
外壁にコケやカビが生える原因は、住宅の環境条件と外壁の経年劣化の3つが考えられます。
1:高湿度
高湿度はカビの成長にとって最適な条件です。
特に雨が多い地域や、森林や水辺など湿気が高い場所では、外壁にコケやカビが発生しやすくなります。
2:日当たりの悪さ
日陰になる北側の壁などは、日光が当たらず乾燥しづらいため、コケやカビが生えやすい環境になります。
3:風通しの悪さ
建物の間隔が狭い場合や、周囲に高い建物がある場合は風通しが悪くなり、湿気がこもりやすくなります。
外壁材の中でも特に、防水性が低下したり、塗膜が損傷したりしているものは、水分を吸収しやすくなり、カビやコケの発生しやすい状態を作り出してしまいます。
また、外壁の材質によってもコケやカビの発生度が異なります。
つるっとしている外壁材は水はけが良いため発生しにくい一方で、木材やモルタルなど凹凸がある外壁材は水はけが悪く、カビやコケが発生しやすいです。
外壁のカビの落とし方
外壁のカビを効果的に取り除く方法は、自分でできる対策とプロに依頼する二つの方法があります。
DIYでのカビ除去
1:道具の準備
ゴム手袋、高圧洗浄機またはホース、バケツ、外壁洗浄用の洗剤、長靴、ブラシ、レインコート、保護メガネ、脚立などを準備しましょう。
カビを落とす道具だけではなく、体や顔を保護するための道具も必要です。
2:カビの除去
まず、外壁をホースで水洗いします。
次に、バケツに水をため、洗剤を混ぜてブラシで外壁をこすり洗いします。
高圧洗浄機を使う場合はブラシでの洗浄は不要ですが、どちらも塗装が剥がれないように注意しましょう。
プロに依頼する方法
カビが深く根付いている場合や、高所作業が必要な場合は、プロの力を借りるのが良い選択です。
プロに依頼すると、高圧洗浄機やバイオ洗浄など、専門的な技術を用いて外壁を洗浄できます。
表面のカビを落とすだけではなく、深く根を張ったカビ菌から除去できるため、今後カビが生えにくくなります。
外壁のカビを防ぐには?
外壁にカビが発生することを防ぐことは、住宅の美観や耐久性を維持するためにも重要です。
日当たりと風通しの改善
1:日当たりを良くする
雨が降った後もすぐに乾燥させるために、日当たりを良くしましょう。
隣の家との距離が近い、近くに高い建物があるなど立地的な条件を変えることは難しいですが、外壁に面する場所に物を置かない、植物を植えないなどは日当たりを確保するためにできる手段です。
2:風通しを良くする
乾燥のためには日当たりの良さに加えて、風通しの良さも重要です。
日当たりの確保と同じく、外壁の近くに物を置かない、物を密集させないことを意識しましょう。
清掃とメンテナンスの定期実施
1:汚れを放置しない
外壁に蓄積した汚れは、カビの栄養源となります。
定期的に外壁を点検し、汚れを早期に除去することがカビ予防につながります。
2:防カビ塗装を施す
防カビの塗料を使用して外壁を塗装することで、カビの発生を大幅に減少させられます。
特に、カビ菌を完全に取り除いた状態で防カビ塗装をすると、カビが発生する可能性が大幅に低くなるのでおすすめです。
まとめ
カビは日当たりや風通しが悪い、湿度が高い場所に発生しやすいため、外壁周りはなるべく物を置かないで日当たりと風通しを確保することが重要です。
もしカビが発生してしまった場合は、DIYでも除去できますが、根本から除去したい場合や高所のカビを除去したい場合は外壁塗装専門店に依頼することをおすすめします。
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