外壁塗装をお考えの方へ!塗装の凹凸仕上げの魅力と注意点についてご紹介!
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外壁塗装は家の印象を大きく左右する重要な要素であり、美しい仕上がりと高い耐久性を兼ね備えた凹凸仕上げは、多くの人に選ばれています。
しかし、その一方で手入れの大変さやコスト面でのデメリットも存在します。
そこで今回は、塗装の凹凸仕上げの魅力とデメリット、具体的な手法や注意点についてご紹介します。
塗装の凹凸仕上げの魅力とデメリット
凹凸仕上げの魅力
凹凸仕上げは、その独特な質感とデザイン性から人気を集めています。
1:デザイン性
凹凸のある厚い塗膜が形成されるため、家の外観に重厚感や高級感を与えます。
特に、モダンなデザインやクラシックなスタイルにもマッチし、個性的な印象を与えられます。
一方、凹凸仕上げにはデメリットも存在します。
凹凸仕上げのデメリット
1:汚れの蓄積
凹凸の間に汚れが溜まりやすく、表面が平らな仕上げに比べて掃除が大変です。
美観を保つためには定期的な洗浄が必要となります。
2:塗り替えコスト
塗り替えの際には、他の仕上げ方法に比べて必要な塗料が多くなるため、コストが高くなります。
凹凸仕上げの具体的な方法
凹凸仕上げには、いくつかの方法があります。
1:リシン吹き付け
リシン吹き付けは、モルタル外壁に砂や石を混ぜた骨材をスプレーガンで吹き付けて仕上げる方法です。
細かな凹凸が特徴で、砂壁じゅらく状模様と言います。
さわりごこちはざらついていて、光を反射することから落ち着いた雰囲気を演出します。
2:スタッコ吹き付け
スタッコ吹き付けは、石灰と水でできたスタッコにセメントや骨材を混ぜ、専用のスプレーガンで吹き付ける方法です。
リシン吹き付けよりも厚みがあり、耐久性も高く、 和式建築だけでなく洋式建築にも適しています。
一方で、汚れやすい点がデメリットです。
3:吹き付けタイル仕上げ
吹き付けタイル仕上げは、複層仕上塗材を3回にわたって重ね塗りする方法です。
骨材が含まれていないため表面のざらつきはありませんが、自然な凹凸感があり、防水性能が高く、質感の良い仕上がりとなります。
4:左官仕上げ
左官仕上げは、職人がローラーやコテを使って手作業で凹凸をつける方法です。
自由度が高く、さまざまなデザインが可能です。
凹凸仕上げの注意点
凹凸仕上げには特有の劣化症状があります。
1:汚れの蓄積
凹凸の間に汚れが溜まりやすく、蓄積されていくと簡単には落とせない状態になってしまいます。
そのため、汚れを除去するのであれば高圧洗浄がおすすめです。
2:塗膜の膨れ
施工ミスや断熱材の影響で塗膜が膨れることがあります。
これは凹凸が空気をため込みやすいからです。
断熱性が高い素材の上に施工する際は注意するようにしましょう。
3:ひび割れ
スタッコのような塗り壁仕上げは、ひび割れが起こりやすい外壁になります。
しかし、時が経つにつれて、地震や振動によるダメージでひび割れが生じることがあります。
防水シートが内部に敷かれているため、直ちに雨水が浸入することはありませんが、早めの補修が必要です。
まとめ
今回は、塗装の凹凸仕上げの魅力とデメリット、具体的な手法や注意点についてご紹介しました。
塗装の凹凸仕上げは、デザイン性の高さから多くの魅力があります。
しかし、汚れやすさや塗り替えコストの高さといったデメリットも存在します。
凹凸仕上げを選ぶ際には、その具体的な方法や注意点を理解することが大切です。
この記事を参考に、外壁塗装の凹凸仕上げについてより深く理解し、満足度の高いリフォームを実現してください。
当社では徹底したヒアリングを元に現地調査を行い、適切な種類の塗装のご提案しております。
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