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外壁塗装の液だれを防ぐために知っておくべきこと|原因と対策を解説

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マイホームを長く美しく保ちたい、住まいの快適さを追求したい、と考えている方へ。
外壁塗装は、家の外観をリフレッシュするだけでなく、建物の耐久性や快適性を高めるための重要なメンテナンスです。
しかし、外壁塗装の施工後、塗料が垂れてしまう「液だれ」という問題が発生することがあります。
液だれは、見た目の悪さだけでなく、塗料の機能低下や建物の耐久性にも影響を与える深刻な問題です。
この記事では、外壁塗装の液だれが起こる原因と、それを防ぐための対策を解説します。

外壁塗装の液だれとは?

外壁塗装の液だれとは、塗料が垂れてしまう現象のことです。
一見、見た目だけの問題のように思えるかもしれませんが、実際には深刻な問題を引き起こす可能性があります。

1: 外観の美観を損なう

液だれが発生すると、せっかく綺麗に塗装した外壁が、まるで涙が流れたように不自然な模様になってしまいます。
これは、家の外観を著しく損ない、せっかくの新築やリフォームの喜びを台無しにしてしまう可能性があります。
せっかくのマイホームの美観を維持したいあなたにとって、液だれは大きなストレスとなるでしょう。

2: 塗料の機能低下

外壁塗装の塗料には、遮熱性、防汚性、防水性など、様々な機能が備わっています。
これらの機能は、住まいの快適性や耐久性を維持するために欠かせません。
しかし、液だれによって塗料が垂れてしまうと、塗料本来の機能が十分に発揮されなくなってしまいます。
例えば、遮熱効果が低下すれば、夏場の室温上昇を抑えることができず、冷房効率が悪くなってしまいます。
また、防汚効果が低下すれば、汚れが付きやすくなり、外壁の美観を損なうだけでなく、清掃の手間も増えます。
さらに、防水効果が低下すれば、雨水が浸入しやすくなり、外壁や建物の内部を腐食させる原因となります。

3: 建物の耐久性への影響

液だれは、塗料の機能低下だけでなく、建物の耐久性にも影響を及ぼす可能性があります。
塗料の機能が低下することで、外壁材の劣化や損傷が加速し、建物の寿命を縮めてしまう可能性があります。
また、雨水の浸入によって、建物の内部構造が腐食したり、シロアリが発生したりするリスクも高まります。
このように、液だれは見た目だけの問題ではなく、住まいの快適性や耐久性に大きく影響を与える深刻な問題であると言えるでしょう。

 

 

外壁塗装の液だれが起こる原因

外壁塗装の液だれは、様々な原因によって発生します。
主な原因を3つに分けて解説します。

1: 天候

外壁塗装の仕上がりは、天候に大きく左右されます。
気温や湿度が高い状態、雨や雪が降っている状態、強風が吹いている状態などでは、塗料が乾きにくく、液だれが発生しやすくなります。
特に、気温が低い時期に塗装を行う場合、塗料の乾燥速度が遅くなるため、液だれのリスクが高まります。

2: 塗料の厚塗り

塗料を厚く塗りすぎると、塗料が十分に乾燥する前に垂れてしまうことがあります。
厚塗りを行うことで、塗料の乾燥時間が長くなり、液だれのリスクが高まります。
また、厚塗りによって塗料のひび割れや剥がれが発生しやすくなるため、建物の耐久性にも悪影響を及ぼす可能性があります。

3: 希釈量の誤り

塗料の希釈量は、メーカーによって規定されています。
希釈量を間違えると、塗料の粘度が変化し、液だれが発生しやすくなります。
希釈量が多いと、塗料の粘度が低くなり、垂れやすくなってしまいます。
逆に、希釈量が少なすぎると、塗料が固くなりすぎて、塗りにくくなるだけでなく、乾燥後にひび割れが発生しやすくなるため注意が必要です。

 

 

外壁塗装の液だれを防ぐための対策

液だれを防ぐためには、事前にしっかりと対策を講じることが重要です。
ここでは、液だれを防ぐための5つの対策を紹介します。

1: 塗料の希釈量を適切に

塗料の希釈量は、メーカーの指示に従うことが大切です。
希釈量を間違えると、液だれが発生するだけでなく、塗料の性能が低下したり、乾燥後にひび割れが発生したりする可能性があります。

2: 適切な塗装回数

外壁塗装では、一般的に3回塗りを行うのが基本です。
これは、塗料の密着性を高め、耐久性を向上させるためです。
塗装回数を少なくすると、塗料の厚みが不足し、液だれのリスクが高まります。
また、塗料の耐久性が低下し、建物の寿命を縮める可能性があります。

3: 熟練した職人の技術

外壁塗装は、熟練した職人の技術によって行うことが重要です。
経験豊富な職人は、塗料の性質や天候条件などを考慮し、適切な塗り方や乾燥時間を判断することで、液だれを防ぎ、美しい仕上がりを実現することができます。

4: 天候に配慮した施工

外壁塗装は、天候に大きく影響されます。
気温や湿度が適切な状態、雨や雪が降っていない状態、強風が吹いていない状態など、適切な天候条件下で行うことが大切です。
天候が悪い状態での施工は、液だれのリスクが高まるだけでなく、塗料の性能低下や建物の耐久性にも悪影響を及ぼす可能性があります。

まとめ

外壁塗装の液だれは、見た目の悪さだけでなく、塗料の機能低下や建物の耐久性にも影響を与える深刻な問題です。
液だれを防ぐためには、塗料の希釈量や塗装回数、職人の技術、天候など、様々な要素を考慮することが重要です。
この記事で紹介した対策を参考に、液だれを予防し、快適で美しい住まいを実現しましょう。
町田市周辺で屋根修理や外壁塗装をお考えの方は、ぜひ桜ルーフまでお気軽にお問い合わせください。

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