外壁ジョリパット塗装とは?種類・メリット・注意点を解説!
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外壁の塗り替えを検討しているけど、デザインにもこだわりたい。
おしゃれな家にしたいけど、どんな素材があるのと、お悩みのあなたへ。
今回は、外壁の塗り替えに最適な素材として注目されている「ジョリパット」について解説していきます。
ぜひ参考にしてください。
目次
外壁ジョリパットとは?
ジョリパットは、アイカ工業株式会社が販売する壁面仕上げ用の塗材です。
40年以上の実績があり、さまざまなデザインを実現できる自由性が特徴です。
1: ジョリパットの特徴
ジョリパットの最大の特徴はデザイン性の高さです。
180以上のカラーと100以上の種類があるほか、吹き付け塗装からコテ塗りまで対応しています。
多様な工法により薄い塗膜から厚塗りまで自由に調節できます。
2: ジョリパットの主な種類
ジョリパットは一般的な塗装も可能ですが、主にコテを使ったパターン塗りのために利用されます。
ジョリパットを使った模様付けのパターンには、以下のようなものがあります。
・ボーダー
・スクラッチ
・ラフ
・スプレー
・ローラー
外壁ジョリパットのメリット
ジョリパットは、デザイン性・カラーが豊富で、耐久性が高く、人体や環境への安全性が高いという3つのメリットがあります。
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
1: デザイン性・カラーが豊富である
ジョリパットは、種類が多く、デザインパターンやカラーが豊富であることがメリットです。
アイカ工業から販売されているジョリパットは、デザインパターンが全部で14種類あります。
ジョリパットは、外装用だけでなく内装用もあるため、デザインパターンが豊富です。
外装用に適しているジョリパットは、そのうち9種類になります。
また、それぞれのデザインパターンに豊富なカラーチャートが用意されており、デザインとカラーの種類が多くあります。
ご希望通りの外壁に仕上げることができると言えるでしょう。
2: 耐久性が高い
ジョリパットの耐用年数は10年以上、もしくは20年近くもあると言われており、耐久性が高いことがメリットです。
外壁に塗装すると色褪せしにくく、ひび割れに追随する機能を発揮します。
また、不燃性に優れている種類もあり、住宅の耐久性を高めることができる塗材になっています。
外壁の仕上げ材として使用することで、住宅の耐久性が高くなるため、塗り替え回数も大幅に減少できるでしょう。
3: 人体や環境への安全性が高い
ジョリパットは、Fフォースターというホルムアルデヒドの放出量が最も少ないという証明がなされているため、人体や環境にやさしい塗材です。
また、消臭や抗菌効果に優れた種類も多くあります。
成分に刺激物が含まれていないため、安全性が高いということがメリットです。
人体や環境にやさしい塗材であるため、安心して外壁塗装に使用することができます。
外壁ジョリパット塗装の注意点
ジョリパットはデザイン性が高く、おしゃれな外壁を実現できる優れた素材ですが、塗装工事の際には注意が必要です。
ここでは、ジョリパット塗装における3つの注意点を解説します。
1: 弾性塗料、伸縮性塗料はNG
「弾性塗料」「伸縮性塗料」と言われる、ひび割れに追従してしっかり埋めてくれるタイプの塗料がありますが、これはジョリパット塗装では避けましょう。
なぜなら、細かな凹凸のすき間に空気が残ってしまい、年数が経つとそこから膨れてしまうからです。
せっかく塗装したのにあとでぶつぶつと膨らんでしまうので、見た目も耐久性も悪くなり、とても残念ですよね。
こうした不具合を避けるためにも、弾性塗料は使わないようにしましょう。
2: 丁寧な高圧洗浄が必要
ジョリパットの塗装前には、丁寧な高圧洗浄が必須です。
なぜなら、凹凸がとても細かい外壁材だからです。
凹凸に洗浄時の水や汚れが残ったまま塗装してしまうと、数年後に剥がれや膨れなどの不具合の原因になる可能性があります。
かといってあまりに強い水圧で洗浄すると、ジョリパットの模様が欠けてしまう恐れもあります。
強すぎない程度に調整した水圧で、丁寧に洗ってあげることが重要です。
※高圧洗浄は外壁の汚れがすべて落とせるわけではありません。
塗装に影響が出ない範囲まで綺麗にすることが目的ですので、気になる箇所があったら工事業者に確認しましょう。
3: ひび割れ補修は跡が目立つ可能性がある
ジョリパットは大きくひび割れする前に塗装するのをおすすめします。
なぜなら、ひび割れの補修跡が残ってしまう場合があるからです。
ジョリパットは繊細な凹凸模様が特徴ですが、ひび割れの補修材を上から入れると、どうしてもそこだけ質感が変わってしまいます。
大きなひびだと補修材の量も多く使う必要があるため、ミミズ腫れのように目立ってしまう可能性もあります。
補修材は外壁と質感が違う為、角度によっては跡が見えてしまいます。
お家に水を入れないためにひび補修は必須ですが、できるなら目立たないようにしたいですよね。
まとめ
今回は、外壁の塗り替えに最適な素材として注目されている「ジョリパット」について解説しました。
ジョリパットは、デザイン性・カラーが豊富で、耐久性が高く、人体や環境への安全性が高いという3つのメリットがあります。
しかし、弾性塗料の使用や丁寧な高圧洗浄など、注意すべき点もいくつかあります。
ジョリパットは、デザイン性と機能性を兼ね備えた優れた外壁材です。
外壁の塗り替えを検討している方は、ぜひジョリパットも選択肢の一つとして検討してみてください。
町田市周辺で屋根修理や外壁塗装をお考えの方は、ぜひ桜ルーフまでお気軽にお問い合わせください。