ジョリパッド外壁の魅力とは？種類・メリット・デメリットを解説

 

 

マイホームの外壁、どんな素材にしようか迷っていませんか。
長く住む家だからこそ、外壁選びは重要です。
今回は、近年人気が高まっている「ジョリパッド外壁」について、その魅力や特徴を詳しくご紹介します。
種類やメリット・デメリットを分かりやすく解説し、皆様の外壁選びのお役に立てれば幸いです。
この記事を読めば、ジョリパッド外壁がご自宅に適しているかどうかの判断材料が得られるでしょう。

ジョリパッド外壁の特徴と種類について知ろう

1: ジョリパッドとは何か？その魅力と歴史

ジョリパッドは、アイカ工業株式会社が製造・販売する壁面仕上げ用の塗材です。
45年以上の歴史を持つジョリパッドは、モルタルに砂などを混ぜて作られており、現場で職人がコテを使って仕上げる「湿式工法」を採用しています。
一般的なサイディングなどの「乾式工法」とは異なり、職人の技によって様々なデザインやテクスチャを表現できるのが大きな特徴です。

そのため、個性的でデザイン性に優れた外壁を実現したい方に最適な選択肢と言えるでしょう。
当初は外壁材として注目を集めましたが、近年では内装材としても使用されるようになり、その用途はますます広がりを見せています。

2: ジョリパッドの種類とデザインパターンの多様性

ジョリパッドは、そのデザイン性の高さから多くのバリエーションが用意されています。
大きく分けると、ボーダー系、スクラッチ系、ローラー系、ラフ系、スプレー系など様々なパターンがあり、さらにそれぞれのシリーズ内で細かいデザインが豊富に展開されています。
ボーダー系は規則的なラインが特徴的で、モダンな印象を与えます。
スクラッチ系は、表面に凹凸感があり、自然石のような風合いを演出します。
ローラー系は、ローラーを使って均一な模様をつけることができ、シンプルながらも洗練されたデザインが可能です。

ラフ系は職人の技が光る、自由度の高いパターンで、唯一無二の外壁を実現できます。
スプレー系は吹き付けによって独特のテクスチャを作り出し、個性的な空間を演出します。
これらのパターンと、100種類以上のカラーバリエーションを組み合わせることで、無限とも言えるデザインの可能性を秘めているのです。

3: さまざまなジョリパッドの種類と価格帯の目安

ジョリパッドの種類は、使用する材料や機能性によって価格帯が異なります。
標準的なグレードのジョリパッドは、1㎡あたり5,000円程度からが目安ですが、内装用不燃タイプや、特殊な機能を備えた高機能タイプなどは、それよりも高額になる場合があります。
また、デザインパターンによっても価格に多少の差が生じます。

例えば、職人の手作業によるラフ仕上げは、より高度な技術が必要となるため、価格が高くなる傾向があります。
正確な費用については、施工会社に依頼して見積もりを取ることが重要です。
材料費だけでなく、施工の手間も価格に反映されるため、面積やデザイン、施工場所などによって費用は大きく変動します。

 

ジョリパッド外壁のメリット・デメリットを比較検討しよう

1: ジョリパッド外壁のメリット・長所を徹底解説

・デザイン性の高さ

ジョリパッド最大のメリットは、そのデザイン性の高さです。
無数のバリエーションから、住宅のスタイルや好みに合わせたデザインを選べます。
職人の技によって生まれる独特のテクスチャは、他にはない個性を演出します。

 

・耐久性

ジョリパッドは、一般的な外壁塗装材と比較して耐久性が高いです。
適切なメンテナンスを行うことで、15年以上も美しい外観を保つことができます。
長期間にわたるメンテナンスコストの削減にも繋がります。

 

・耐候性

ジョリパッドは、紫外線や雨風などの外的要因による劣化に強い耐候性を備えています。
色褪せやひび割れなどが起こりにくいため、長期間にわたって美しい状態を維持できます。

 

・安全性

ジョリパッドは、人体や環境に配慮した材料を使用しているものが多く、ホルムアルデヒドの放出量が少ないなど、安心安全な外壁材と言えるでしょう。

2: ジョリパッド外壁のデメリット・短所を理解しよう

・施工費用

ジョリパッドは、一般的なサイディングなどに比べて施工費用が高額になる傾向があります。
これは、職人の手作業による施工が必要となるためです。

 

・メンテナンス

ジョリパッドは耐久性が高いとはいえ、定期的なメンテナンスは必要です。
汚れが付きやすいという性質上、こまめな清掃が必要です。
また、高圧洗浄は塗膜を剥がす可能性があるため、専門業者に依頼することが重要です。

 

・施工期間

ジョリパッドの施工には、一般的な外壁材よりも長い期間を要します。
天候にも左右されるため、工期が延びる可能性も考慮しておく必要があります。

 

・職人の技量によるばらつき

ジョリパッドは職人の手作業による仕上げとなるため、職人の技量によって仕上がりに差が生じる可能性があります。
信頼できる施工業者を選ぶことが重要です。

3: メリットとデメリットの比較から最適な選択を

ジョリパッド外壁は、デザイン性、耐久性、安全性といった多くのメリットを持ち合わせていますが、高額な費用やメンテナンスの手間といったデメリットも存在します。
これらのメリットとデメリットを比較検討し、ご自身の予算やライフスタイル、住宅のスタイルなどを総合的に考慮して、最適な選択を行うことが大切です。
もし、費用を抑えたいのであれば、他の外壁材も検討する必要があるでしょう。
一方、デザイン性や耐久性を重視するのであれば、ジョリパッドは優れた選択肢となります。

 

 

まとめ

今回は、ジョリパッド外壁の特徴、種類、メリット、デメリットについて解説しました。
ジョリパッドは、高いデザイン性と耐久性を兼ね備えた魅力的な外壁材ですが、費用やメンテナンスの面では注意が必要です。
この記事が、皆様の外壁選びの参考になれば幸いです。
ご自身の住宅に最適な外壁材を選ぶためには、複数の選択肢を比較検討し、専門家の意見を聞くことも重要です。
後悔のない選択をするためにも、じっくりと時間をかけて検討することをおすすめします。

町田市周辺で屋根修理や外壁塗装をお考えの方は、ぜひ桜ルーフまでお気軽にお問い合わせください。