【町田市】飛び込み営業による悪徳リフォーム業者についての注意喚起
町田市を拠点に屋根工事を行っている桜ルーフです。
近年被害の拡大している飛び込み営業による悪徳リフォーム業者についての注意喚起を
町田市役所内『コミュニティビジョン町田』 にて放映させていただく事となりました。
※その他、町田市役所より出ている注意喚起はこちら。
桜ルーフが拠点を置く町田市でも飛び込み営業の悪徳リフォーム業者による被害相談が増えております。
今回は悪徳リフォーム業者が実際に行っている手口を
飛び込み営業を受けた方々にお聞きし、手口の紹介とその対策についてご紹介させて頂きます。
飛び込み営業による悪質リフォーム業者の手口
◇屋根の棟板金が外れている
こちらは屋根のてっぺんなどに位置する『棟板金』が外れている、浮き上がっているとの指摘です。
棟板金は内部の材料(木材など)の劣化が進むと棟板金を止めている釘が抜けて来て
強風などにより、外れてきたり浮いてきたりなどの症状が起きます。
この症状は屋根の中でも比較的起きやすい症状であり、
放っておくと雨水の侵入や最悪の場合、棟板金が外れ飛んで行ってしまうなどの被害が起きます。
◇瓦がズレている
こちらは瓦屋根の瓦本体がズレている、落ちているなどの指摘です。
瓦屋根は下地の木(瓦桟)に瓦本体を引っかけてあるだけのことも多く(現在は釘やビスで止めてある)
強風などでズレてしまう症状が起きます。
このまま放っておくと雨水の侵入や、瓦の落下による被害が起きることがあります。
◇屋根が割れている
こちらは基本的にスレート屋根と呼ばれる一番多く普及している屋根材でされる指摘です。
近年普及しているスレート屋根は
『ノンアスベスト(アスベストの規制によりこれらが含まれいない)』の物も多く、
耐久性に難があり劣化などにより欠けてしまったり、割れて落ちてくる(脱落)症状があります。
このまま放っておくと雨水の侵入や、脱落による被害が起きることがあります。
上記の指摘以外にも
『瓦の漆喰が取れている』『棟瓦が傾いている』『雨樋が壊れて水が漏れている』など、
様々な指摘がされる事があるようです。
そして全ての症状は実際に起こるものですが、
悪徳リフォーム業者の指摘は 『真っ赤なウソ』 である事が大半です。
ですので、下からでも見える場所の指摘の場合はご自身の目で確かめることが大切です。
しかし、住宅同士が隣接しており見えない場所や、お家の裏側などの指摘の場合は
どこから見えたのか、見えたのであれば写真を撮って貰えないかなどの確認を行う事で
悪質リフォーム業者による嘘の指摘であるかなどを見極められます。
飛び込み営業による悪質リフォーム業者に狙われやすいお家の特徴について
◇屋根や外壁の汚れと変色、藻が生えているなど
これらは目に見て分かる特徴であり、こちらに該当する住宅は
リフォーム時期が来ている、なにかしらの症状や被害が既に出ていることが多いです。
お家のリフォーム時期に入り、実際に工事を検討している方が多いため狙われる傾向にあります。
◇瓦屋根の住宅や築年数が古い住宅
これらは住宅の構造的特徴や使用している材料である程度の築年数が分かり、
こういった住宅には高齢の方が住まわれていることが多いです。
高齢の方だけで住まわれているなど、悪徳リフォーム業者に狙われる傾向にあります。
◇そもそも全てのお家に声を掛けている
こちらは我々も被害を受けている事案です。
というのも弊社で工事を行い、屋根を全て交換し終わった数日~数か月後に
屋根が壊れている、と近くで工事をしている業者に指摘されたと
お客様よりご連絡を頂くことが稀にあります。
お客様としては手抜き工事をされたのではと不安になり、連絡をいただき確認の為に
早急にお伺いすると、全くと言っていいほど問題はなく、おかしな場所もありません。
このようになりふり構わず声を掛ける悪質リフォーム業者もおり、
必要のない点検作業に弊社も振り回されております。
飛び込み営業による悪質リフォーム業者から身を守る方法について
◇近くで工事をしていると言われた場合
近くで工事をしていて壊れているのが見えたなど言われた際は、
実際に工事を行っている場所の確認を行いましょう。
大半はこの時点で嘘であることが多いです。
◇身分の提示を求める
近くで工事をしているのであれば工事現場の懸垂幕に社名が入っているのか、
名刺を渡してもらえるのかなど確認しましょう。
実際に工事を行っている職人の指摘であった場合は、
職人が名刺を持っている事は基本的に無いので、社長や営業担当などに改めて名刺を持って
来るようお願いしてみましょう。また、職人が名刺を出してくる際は怪しいので
この時点で断ることも必要でしょう。
◇壊れている場所が見えているなら破損写真を撮ってもらう
壊れていると指摘が出来るのであれば写真を撮って貰うことも可能なはずです。
この際に気を付けて頂きたいのが別の家の写真を見せられることです。
実際に弊社が相談を受けて見に行った際に起きた事案として
まったく違う家の写真を見せられていたというものです。
屋根の種類が違う、背景に写る住宅が違うなど確認をすればすぐにバレるようなものです。
こういった悪徳リフォーム業者の手口に騙されない為には、自分の自宅だと分かるように
写真を撮ってもらうことが大切です。
◇その場ですぐに屋根に上らせない
名刺や写真などをもらう前から屋根に上らせてしまうと
最悪の場合、屋根を壊され、あたかもそれが前からのように写真で撮られてしまいます。
我々としても屋根を直す以上は屋根に上らなくては何も出来ないのは確かですが、
実際に破損が前からの物であると分かるよう、ご自身の目で見える所ではない場合は
ドローンや高所カメラなどで事前に確認をしてから上ってもらいましょう。
◇写真を見てもそれが壊れている状態なのかそもそも分からない
専門的知識を持っている方の方が少なく、実際に指摘を受けて写真を
見ても壊れているのか分からない事もあるかと思います。
そういった際は説明を鵜呑みにするのでは無く、一度専門業者に見てもらい
実際に壊れている状態なのかを確認しましょう。
◇ホームページがない
現在は昔に比べ建設会社でもホームページを持つことが多くなりました。
ホームページはその会社の取り組みや人柄など様々なものが見えるものです。
こういった取り組みなどでお客様に安心してもらえるように頑張っておりますが
そういったホームページを持っていないのも悪徳リフォーム業者の特徴です。
指摘を受けたらまずは屋根工事専門店へ
現在被害の増えている飛び込み営業による悪質リフォーム業者について説明を行いましたが、
飛び込み営業や近くで工事をしっかりと行っている業者による指摘が全て悪質とは言いません。
実際に我々は屋根の上で日々仕事を行っていますが、近隣の方の屋根は良く見えますし
壊れていることも珍しくありません。
屋根という住宅の中でも普段の生活でご自身が確認することが難しい場所であるがゆえ
壊れていることに気づいていない方も多いでしょう。
我々としても屋根工事を行っている以上、雨漏れなど生活に支障が出る被害に
悩まされる方々にお会いする機会も少なくなく、事前に防げればと
屋根の破損などが目についた際はお声を掛けることもあります。
しかし、それは営業目的ではなく、お客様にご自身の屋根の状況を把握していただき、
大切なお家を守ることに繋がればとの思いでお声を掛けています。
また、屋根が壊れていることに気づかず、頻繁に来る悪徳リフォーム業者に引っ掛かり
高額なリフォーム費用を請求される前に適切な工事や費用のご説明が出来ればと思っております。
その上で馴染みの業者様がいらっしゃればその業者様にご依頼するのが一番最善かと思います。
◇桜ルーフの屋根点検について
桜ルーフでは様々な状況や立地条件に合わせ、
3種類の点検方法 『ドローン点検』『高所カメラ点検』『屋根に上っての点検』をご用意しております。
『ドローン点検』では
資格保有者がドローンを飛ばしリアルタイムで画面に映し出される映像を
お客様と確認することが可能です。また、映像も美しく実際に目の前で見ているかの様に
屋根を見ることが可能です。
『高所カメラ点検』では
ドローンを飛ばしたり梯子を掛けて見てもらうなどの
大がかりな点検を望んでいない方にお勧めさせて頂いております。
高所カメラは長い棒の先にカメラが付いており屋根の写真を
下から撮影することが可能です。また、その場で写真を確認することも可能です。
『屋根に上っての点検』では
実際に梯子をかけて点検を行います。
こちらは瓦がズレてしまっていたり、棟板金が飛びそうな状況で
補修と点検を同時に行えることがメリットとなります。
すぐに手を加えなくてはいけない際はこちらをご利用ください。
弊社では雨漏り診断士や外壁診断士など専門的な資格を保有しておりますので
しっかりと自信を持って点検させていただきます。
飛び込み営業による悪徳リフォーム業者から指摘を受けた方は
町田市で屋根工事を行っている桜ルーフへお気軽にご相談ください。