棟板金とは屋根の頂上部に位置し、スレート瓦や金属屋根で使われている金属製の棟のことです。
屋根面の繋ぎ目に使用されるため、雨風を防ぐ重要な部位になります。
貫板とは棟板金の中に使われており、屋根と棟板金をつなげる役目があります。多くは木材が使われています。
棟板金は、劣化や変形が酷い場合又は15年~20年での交換目安となります。
貫板の方が交換時期が早く、腐食や割れによる劣化がおこりやすく7年~10年が交換目安となります。
棟板金本体の損傷が少ない場合は、貫板のみの交換で済む場合もあります。
- 工事期間
- 2日間~
- 参考価格
- 10万円~30万円
- 工事概要
- 現在お使いの棟板金、貫板を解体し、新しく棟板金を取り付け。
貫板はSEIKI ハイブリッド建材を使用。
工事のポイント
棟板金本体の変形が著しく、交換が必要な状態であった。経年劣化による釘抜けがおきており、貫板もやせ細り劣化していた。
貫板を木材ではなく、SEIKI ハイブリッド建材のSKシリーズ、樹脂製の貫板を使用。
工事のメリット
木材の貫板は7年~10年で腐食し交換が必要となります。そして風圧に耐久性が弱く、棟板金が強風に煽られて貫板が割れ、棟板金の固定ができず飛散してしまうという台風の被害が多い。樹脂製の貫板は腐食しにくく、木材の貫板と比べ、強風に対する耐久性は非常に高い。貫板は表面に見えない箇所なので、定期的にメンテナンスが必要とされる箇所ですが、樹脂製の貫板を使用することにより、メンテナンスの頻度は少なくてすみます。
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