Before
After
- 施工内容
- 屋根重ね葺き工事
アイジー工業 スーパーガルテクト シェイドチャコール
- お客様名
- W様 邸
平型化粧スレート(コロニアルベスト)の上にガルバリウム鋼板の屋根材を重ね葺きしました。
ネットからのお問合せの方のご自宅になります。
築19年のご自宅の屋根材はノンアスベストの屋根材になります。
ニチハのパミールという種類の屋根材のため、層間剥離がおき、屋根材がボロボロ剥がれてきてしまいます。
ノンアスベスト屋根材の先駆けとして1996年に販売が開始になりましたが、耐久性の問題から2009年に販売中止となっている屋根材です。
10年ほど前に、塗装業者の方に屋根の塗装を施工してもらったということでしたが、塗装工事をおこなっても、屋根材の層とともに施工した塗膜が剥がれてしまうので、パミールの塗装は推奨されません。
この先、屋根の修繕が必要なく、メンテナンス頻度がないような屋根にしたいというご要望から、耐久性が長く、さらに断熱効果の高いアイジー工業のスーパーガルテクトを施工させていただきました。
工事工程
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1.施工前 ドローンを使い空撮しながら調査をしました。ニチハ パミールの屋根材です。
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2.10年前に塗装した塗膜も層間剝離で剥がれてしまっています。
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3.層間剥離により剥がれた屋根材表面の隙間に苔が生えている様子が見受けられます。
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4.剥離し脱落した表面の屋根材や苔、汚れを手作業と水洗いで清掃しました。
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5.既存の棟板金や劣化した貫板を解体、撤去します。
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6.新しい防水シートを貼っていきます。田島ルーフィングのダディス セルフを使用しました。
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7.遅延粘着型の防水シートなので、穴を開けることなく取り付けが可能になります。
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8.ケラバ水切りを取り付けます。
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9.ケラバ板金、軒先水切り、谷樋板金を取り付けます。
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10.ガルバリウム鋼板の屋根材を施工していきます。仕上がりの色はシェイドチャコールを使用しました。
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11.屋根の頂上まで屋根材を貼り終えました。
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12.雨水の侵入がないように、屋根材の取り合い部分は屋根材を加工し立ち上げます。一手間かけて可能な限り雨水の侵入がないように施工にこだわります。
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13.新しい樹脂製の貫板を取り付けていきます。木材と違い腐ることがないので長く使えます。
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14.樹脂製の心材はケイミュー タフモックを使用しました。
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15.雨押え部分の心材にも木材は使わず、樹脂製の心材を使用します。
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16.複雑な屋根の形も丁寧に仕上げていきます。
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17.棟包みを取り付け繋ぎ目にシーリング処理をします。
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18.屋根材と外壁の取り合い部分にはしっかりとシーリング処理をします。
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19.屋根の清掃、最終点検をしたら施工完了です。
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