Before
After
- 施工内容
- 屋根葺き替え工事
セキノ興産 立平ロック32型 グレーシルバー
- お客様名
- I様 邸
屋根の葺き替え工事をおこないました。
ネットからのお問合せの方のご自宅になります。
築50年のナショナル住宅の建物になります。
使用されている屋根材は三晃金属のトタン屋根になります。
緩勾配の屋根が特徴的で、屋根の勾配が緩いため、雨漏れの事例が多い屋根になります。
このご自宅でも数年前から雨漏れが多数発生し、その都度お客様ご自身で防水テープを貼り防いできたということでした。
最近の大雨により、今まで以上に雨水の侵入量が多くなってしまい、屋根の工事を決断されたということでした。
緩勾配の屋根のため、使用可能な屋根材に制限がありますが、今回はご提案させていただいた屋根材の中からセキノ興産 立平ロック32型を選んでいただきました。
昔のトタン屋根のように見えますが、瓦棒屋根(内部に心木という木を使用した屋根材)とは違って心木を使用しないため、シンプルでお洒落な仕上がりの屋根材です。
立平ロックは0.5寸以上の勾配から使えるため、緩勾配の屋根に使用できます。
屋根材はガルバリウム鋼板になるため、昔のトタン屋根と違い長期的に使用でき、お客様のご要望である、メンテナンスが長くかからない屋根材で施工させていただきました。
工事工程
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1.施工前 ドローンを使い空撮しながら調査をしました。50年前に施工した屋根の状態になります。
雨漏れをご自身で修繕した防水テープが見受けられました。 -
2.直近の大雨で雨漏れが生じた室内の真上の箇所になります。
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3.50年間の間に何度も塗装をして建物を守ってきた屋根材ですが、所々に錆が見受けられます。
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4.既存の屋根材の撤去、解体作業をおこないます。
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5.雨漏れ箇所は腐食し穴が大きく開いてしまっているのが見受けられます。
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6.雨水が長い年月の間浸入し、屋根材の裏側が錆びてしまっているのがわかります。
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7.屋根の清掃後、新しい12㎜の構造用合板を張ります。
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8.野地板の新設が終わりました。
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9.今回の施工では、田島ルーフィングのダディス セルフを使用しています。遅延粘着の防水シートのため、穴をあけずに取付可能です。
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10.軒先水切り、ケラバ水切りを取り付けます。
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11.新しい屋根材を施工していきます。仕上がりの色はグレーシルバーを選んでいただきました。
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12.屋根の頂上まで屋根材を貼り終えました。セキノ興産 立平ロック32型は工場で加工して搬入してもらえるので、現場での加工は最小限になり、施工はスムーズに進みます。
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13.樹脂製の貫板を取り付けるため、下地材の樹脂板を取り付け、エプロン面戸を設置します。
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14.新しい樹脂製の貫板を取り付けていきます。木材と違い腐ることがないので長く使えます。
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15.棟包みを取り付け、繋ぎ目にシーリング処理をします。屋根の清掃と、最終点検、雨漏れの再発がないか散水調査をしたら施工完了です。
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