Before
After
- 施工内容
- 屋根葺き替え工事
アイジー工業 スーパーガルテクト シェイドモスグリーン
- お客様名
- Y様 邸
瓦の屋根からガルバリウム鋼板(SGL鋼板)の屋根に葺き替え工事を行いました。
ネットからのお問合せの方のご自宅になります。
築50年の住宅になります。
建物は35年前に増築をされており、屋根の増築部分から雨漏れが発生し、数年が経過しているということでした。
通常の雨でも雨水浸入があり、大雨の時には天井から雨水が垂れるほどの状態ということです。
お客様ご自身で屋根に登り、ブルーシートや土嚢を置き、応急処置を繰り返してきたということですが、最近の大雨により、今まで以上に雨水の浸入量が多くなってしまい、屋根の工事を決断されたということでした。
この先、屋根の修繕が必要なく、メンテナンス頻度が少ないような屋根にしたいというご要望から、耐久性が長く、さらに断熱効果の高いアイジー工業のスーパーガルテクトを施工させていただきました。
工事工程
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1.施工前 雨漏れ箇所の屋根の部分に、お客様ご自身でシートをかけた状態の屋根になります。
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2.瓦を一枚捲ったところ、雨水の浸入があったと思われる雨染みが見受けられました。
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3.屋根裏部屋の様子になります。屋根裏部屋の広範囲に雨染みが見受けられました。
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4.雨漏れが発生した天井の裏側になります。同じく雨染みが見受けられます。
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5.既存の屋根材の撤去、解体作業をおこないます。
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6.屋根の瓦を降ろしていきます。瓦は桟木という木の棒に一枚一枚引っ掛けてあるだけなので、瓦を外していくと、木の棒が何本も現れます。
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7.瓦を全て敷地内に降ろし、桟木の解体と、土葺きの撤去、清掃をします。
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8.瓦屋根は土を多く使用しているため、瓦屋根を解体する時には多くの土が排出されます。
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9.桟木と土を撤去し、清掃した状態になります。古い防水シートが見受けられます。
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10.昔の防水シートは伸縮性にあまり優れておらず、長年屋根と建物を守ってきたため縮んでしまっています。
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11.古い防水シートも剥がし、新しい12㎜の構造用合板を張ります。
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12.新しい防水シートを張っていきます。
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13.今回は田島ルーフィングのダディス セルフを使用しました。遅延粘着型シートのため、穴をあけずに取付が可能です。
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14.軒先水切りを取り付け、屋根材を施工していきます。
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15.屋根の側面には、ケラバ水切りを取り付けます。
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16.ガルバリウム鋼板(SGL鋼板)の屋根材を施工していきます。仕上がりの色はシェイドモスグリーンを使用しました。
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17.屋根の先端から頂上部に向かって、屋根材を施工していきます。
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18.新しい貫板を設置していきます。木材ではなく、樹脂製のものを使用することで、腐ることなく長期での使用が可能です。
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19.棟包を取り付け、つなぎ目にシーリング処理を施します。最後に屋根の清掃・最終点検を行い、施工完了です。
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