Before
After
- 施工内容
- 屋根葺き替え工事
アイジー工業 スーパーガルテクト シェイドモスグリーン
防水シート
田島ルーフィング タディスセルフ
- お客様名
- S様 邸
かわらUの屋根からガルバリウム鋼板(SGL鋼板)の屋根に葺き替え工事を行いました。
ネットからのお問合せの方になります。
築55年前後のご自宅の建物は、30年前ほどに屋根の工事をしており、屋根材はセキスイかわらUが使用されておりました。
セキスイかわらUは瓦を本物の粘土瓦ではなく、瓦を模した圧型スレート(セメント材)になります。
塗膜が剥がれ、白い下地が露出するという現象が発生してしまいます。
他の屋根材でも塗膜が剥がれることはありますが、発生するまでの期間が普通の屋根材に較べて以上に短い商品になるため、屋根塗装をしても、すぐに塗膜が剥がれてしまうので、塗装は推奨されません。
こちらのご自宅の屋根でも、割れや剥離が発生しており、一部雨漏れしている状態でした。
様々な屋根材をご提案させていただき、この先、屋根の修繕が必要なく、メンテナンス頻度がないような屋根にしたいというご要望から、耐久性が長く、さらに断熱効果の高いアイジー工業のスーパーガルテクトを施工させていただきました。
工事工程
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1.施工前 屋根材の形状とかわらUの特徴である吊り具式からセキスイのかわらUと断定しました。
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2.屋根材に欠損箇所が見受けられました。
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3.お客様がご自身で欠損箇所を補修した跡になります。
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4.この欠損箇所から雨漏れが生じてしまい、ご自身で補修されたとのことでした。
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5.既存の屋根材の撤去、解体作業をおこないます。トタン屋根の上にかわらUを重ね葺きしているため、トタン屋根も撤去します。
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6.古い防水シートも剥がし、新しい12㎜の構造用合板を張ります。
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7.今回は田島ルーフィングのダディス セルフを使用しました。遅延粘着型シートのため、穴をあけずに取付が可能です。
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8.軒先水切り、ケラバ水切りを取り付けていきます。
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9.ガルバリウム鋼板(SGL鋼板)の屋根材を施工していきます。仕上がりの色はシェイドモスグリーンを使用しました。
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10.屋根の先端から頂上部に向かって、屋根材を施工していきます。
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11.新しい貫板を設置していきます。木材ではなく、樹脂製のものを使用することで、腐ることなく長期での使用が可能です。
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12.雨押え部分の心材にも木材は使わず、樹脂製の心材を使用します。
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13.雨押さえ板金を取付け、屋根材と外壁の取り合い部分にはしっかりとシーリング処理をします。
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14.棟包みを取り付け繋ぎ目にシーリング処理をします。屋根の清掃、最終点検をしたら施工完了です。
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