Before
After
- 施工内容
- 屋根重ね葺き工事
アイジー工業 スーパーガルテクト シェイドチャコール
防水シート
田島ルーフィング タディスセルフ
- お客様名
- K様 邸
平型化粧スレート(コロニアルベスト)の上にガルバリウム鋼板(SGL鋼板)の屋根材を重ね葺きしました。
ネットからのお問合せをいただいた方のご自宅になります。
ここ最近、頻繁に多数の業者の方や営業の方から「屋根材が割れている」「板金が外れている」と指摘を受け続けてきたということでした。
ドローンを使い、屋根の状態を確認したところ、屋根材の割れや板金の外れはありませんでした。
ただし、屋根材表面の塗膜の落ちや、水垢による汚れなどの劣化状態が見受けられました。
過去に屋根塗装をされたということでしたが、今後、可能な限り屋根の修理をしなくてもよい屋根材にしたいというご要望があり、耐久性の高い屋根材をご提案させていただきました。
屋根材の断熱性の高さと、屋根材の軽さで評価の高いアイジー工業のスーパーガルテクトを選んでいただき、施工させていただきました。
工事工程
-
1.屋根全体の状態確認のため、施工前にドローンを用いた空撮を行います。屋根材表面の汚れや塗膜の落ちが見受けられます。
-
2.屋根材表面の褪色が目立ちます。
-
3.高圧洗浄機を使い屋根材の汚れを丁寧に落としていきます。この際、屋根材を破損させないよう細心の注意を払いながら作業を行います。
-
4.洗浄作業が終わりました。
-
5.既存の棟板金、雪止めを解体、撤去します。劣化した貫板も撤去します。
-
6.新しい防水シートを貼っていきます。田島ルーフィングのダディス セルフを使用しました。
-
7.遅延粘着型の防水シートなので、穴を開けることなく取り付けが可能になります。
-
8.ケラバ板金、軒先水切りを取り付け、ガルバリウム鋼板の屋根材を施工していきます。仕上がりの色はシェイドチャコールを使用しました。
-
12.雨水の侵入がないように、屋根材の取り合い部分は屋根材を加工し立ち上げます。一手間かけて可能な限り雨水の侵入がないように施工にこだわります。
-
10.換気部分は開口し、換気棟専用下地部材を取り付けます。
-
11.新しい換気棟部材を取り付けます。換気棟には屋根裏の湿気を外に出し、雨水の侵入を防ぐます。
-
12.新しい貫板を設置していきます。
-
13.木材ではなく、樹脂製のものを使用することで、腐ることなく長期での使用が可能です。樹脂製の心材はケイミュー タフモックを使用しました。
-
14.棟包みを取り付け繋ぎ目にシーリング処理をします。
-
15.換気棟と棟包みの取り合い箇所にはシーリングで処理をします。
-
16.屋根材の嚙み合わせに問題がないか、その他傷や汚れがないかの最終点検をします。
-
17.最後に屋根の清掃・最終点検を行い、施工完了です。
Works